森、人、動物、全ての
命が調和して
共に生きられる世界を
現在森のコーラで
293本
の木が再生されました。
事業内容
森のコーラ
”飲めば飲むほど森が再生する”クラフトコーラ。
その仕組みの鍵となるのは、アグロフォレストリーという「森林を再生する農法」にあります。アグロフォレストリーとは、ひとつの土地に果樹や農作物、
ハーブなどを組み合わせ、森とともに育てることで、農業と森林再生を同時に行う農法です。さらに、多様な植物の組み合わせが土壌のバランスを整えてくれるため、基本的に農薬や肥料は不必要です。
このため、ひとつの作物が不作でも他の作物により安定して収穫ができ、農家は経済的に安定するので、貧困のサイクルから脱することができます。
「森のコーラ」4本につき、約1本の木が再生されます。
現地パートナー
インドネシアNGO「RSF」
elfでは、現地NGO「RSF」が事業パートナーです。
RSFは野生動物と人の共生を目指す団体です。
野生ゾウの保護、森林再生、環境教育のほか、パーム油の農家からアグロフォレストリー農家に転向できるプログラムを農家に提供する活動をしています。
RSFを介してアグロフォレストリーで採れたスパイスを日本に輸入し、森のコーラの製造・販売を行います。
森のコーラを飲めば飲むほど、アグロフォレストリーへの支持が増える=インドネシアの森が再生するという仕組みです。
また、売り上げの一部をRSFに寄付にすることで、RSFの取り組み全体を支援し、アグロフォレストリーにとどまらない、インドネシアの森林再生に貢献します。
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身体にも優しい
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お菓子作りにも
森のコーラMAP
「森のコーラ」は、下記の店舗でご購入、お召し上がりいただけます。
ぜひお近くの店舗へお立ち寄りください。
フィールドワーク
現地パートナーであるNGO「RSF」の協力のもと、インドネシア・ スマトラ島のジャングルに行ってゾウやオランウータンが見れたり、森林が破壊されている場所であるパーム油のプランテーション等にも行きます。ローカルな場所であるため、現地の伝統的な料理や文化も体験できます。
現地NGO「RSF」メンバーや、他の参加者と、言葉を超えた繋がりを築いていきます。
現在募集中のフィールドワーク
2025春期フィールドワーク参加者募集中!
イベント情報 elfの現地パートナーであるNGO「RSF」の協力のもと、インドネシア・ スマトラ島のジャングルや、 野生ゾウ保護センター、RSFの活動場所、森林が破壊されている場所であるパーム油のプランテーション等に行きます。 また、ローカルな場所であるため、現地の伝統的な料理や文化も体験できます。 現地NGO「RSF」メンバーや、他の参加者と、言葉を超えた繋がりを。 詳細 【日程】2025年3月5日~9日 【場所】インドネシア・スマトラ島リアウ州、西スマトラ州 【参加費】 社会人:138,000円(早割:118,000円) 学生まで:118,000円(早割: 108,000円) *早割は12月31日まで *まずは1対1のオンライン面談へ! 「詳しいことを聞いてから決めたい」「相談や質問をしたい」そんな方のための無料個別面談を用意しました。こちらからお申込みください。
参加者の声
『自分が研究、活動していることととても似ていて、自分の活動につなげられることがたくさんありました。社会課題に対して行動するきっかけをつくる「最初の1歩」を提供していこうと、強く思いました。』
参加する直前まで自分のやりたいことを見失い、自己嫌悪になっていましたが、参加後は「自分もなにかしたい、顔を知っている彼らに、直接支援ができる仕組みを作りたい」というような、参加する前とは別人のようなパワーが湧いてきました。
パーム油のプランテーションが延々と続いていることは知っていましたが、実際見てみると、規模が桁違いどころではなく、こんなことがあっていいのかと呆然としました。自分にできることはなにかをこれからもずっと考え続けて、答えを見つけたいと思います。
ワークショップ/講演会
もりのワークショップ
子ども対象。インドネシアの森林破壊や野生動物の現状について伝え、
自分になにができるかを一人ひとりが自由に創造していくワークショップ。
クラフトコーラを作るワークショップ
インドネシアの森林破壊を伝えながら、参加者がオリジナルのクラフトコーラを作るワークショップ(森のコーラ発売後に開始)
お話会
インドネシアの森林破壊や、野生動物の現状について、elf代表の村田りほが経験してきたことを通してお話します
elfの始まり
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「森林破壊を解決したい」
と思ったきっかけ気候変動の活動を始めて数年経ったころ、アイスランドに行く機会があり、たまたま小さな森を発見し立ち寄ったときのことです。
その美しさに惹かれ、その中でしばらく佇んでいたとき、心にふっと浮かんできた言葉が「わたしは森を守りたいんだ」という言葉でした。
その言葉が、自分の中でとてもしっくりきて、森林破壊に取り組むきっかけになりました。 -
インドネシアでの体験
こうして、「まずは現場に行って自分の目で見てみよう」と思い、2022年の夏、世界で2番目に森林が破壊されているインドネシアに行きました。
そこで見た光景は、パーム油の生産をするために自然林が切り倒され、パーム油の木がどこまでもきれいに並んでいるというものでした。車で2、3時間ほど走らせてもずっとその光景が続いていて、こんな広大な森林が本当になくなってしまったんだと、私は衝撃を受けました。
さらに、パーム油の農家さんと直接話をし、「その日食べるものがないときは、森に行って蛇や猫、鼠を捕まえて食べている」ということを聞き、私は言葉を失いました。
この体験から、「自分の人生を使ってこの状況がほんの少しでも良くなるのなら、私はそうしたい」と思い、インドネシアの森林破壊に取り組むことにしました。 -
現地パートナーとの出逢い
それから解決方法をたくさん調べ、見つけたのが、「アグロフォレストリー」という、森林を再生しながら農業もできるという農法です。
調べてみると、すでにこれを実践しているインドネシアの団体はたくさんあったので、全ての団体に「学ばせてください」というメールを送りました。
そうして受け入れてくださったのが、「Rimba Satwa Foundation」というNGOです。2022年12月、実際に会いに行ったら、意気投合し、代表のHusniが「あなたが私たちから学ぶのではなく、対等に、パートナーとしてやっていこうよ」と言ってくださり、ビジネスのパートナーとしてやっていくことになりました。
こうして、インドネシアの森林再生事業elfがスタートしました。
インドネシアの森林破壊について
Why Indonesia?
スマトラ島の森林破壊
インドネシアのスマトラ島は、日本の面積の1.25倍の大きな島です。
1985年には国土の56%が森におおわれていましたが、この30年間で、その半分以上の熱帯林が失われました。
原因
インドネシアの森林破壊の主な原因は、パーム油です。
パーム油は世界で一番多く使われている植物油で、パンやポテトチップス、カップラーメンなどの加工食品や、洗剤、石けん、化粧品にも使用されており、スーパーに並ぶ商品の約半分に含まれていると言われています。この大きな需要に応えるための土地がもうないため、森林を伐採し、そこにパーム油の農場を作っています。
森林破壊によって起こること
森林が伐採され、パーム油のプランテーションが拡大すると、森の多様性がなくなるため、
野生動物の住処が失われ、野生動物の数が急速に減り、絶滅の危機にさらされることになります。
また、伐採すると木に貯まっていたCO2が大量に放出されるので、森林破壊が進むと、「二酸化炭素を吸収する量」 よりも「放出する量」 のほうが多い森になります。森林破壊が進んでいるインドネシアを含む東南アジアの森は、すでに「二酸化炭素を放出する森」になっています。